第16回全日本小学生中学生アーチェリー選手権大会が7月3日、4日に静岡県で行われ、リカーブ部門小学生男子18mに出場した市内在住、相原小学校5年生の二ノ井喜生くんが銀メダルを獲得した。
アーチェリーは弦を放し、矢の当たったところで点数が決まる競技。同大会の決勝戦は3本30点満点で点数が高い方が勝ち点2ポイントを獲得する。引き分けの場合は勝ち点1ポイント。6ポイント先取で優勝となる。二ノ井くんは6年生を相手に一時同点に追いつくもあと一歩、6対4ポイントで涙をのんだ。しかし町田市アーチェリー協会に所属する小学生で2位の成績は史上初の快挙。
二ノ井くんは8月5日に市役所を訪れ、石阪丈一市長に全国準優勝を報告した。石阪市長は「来年は優勝の報告をしに来てほしい」と鼓舞した。
二ノ井くんの2人の姉もアーチェリー選手。大学1年の長姉は国体のU-21育成選手に選出。高校2年の次姉も強化選手に選ばれるべく奮闘中だ。姉たちのおさがりで遊びながら自然とアーチェリーの世界に飛び込んだ二ノ井くん。「姉たちがなかなか入賞できなかったのに、やってくれた」と母の智乃さんは喜ぶ。二ノ井くんは「毎日の反復練習は大変だけど、撃つのはすごく楽しい。次は優勝する」と話した。
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