食に困っている世帯へ食品を提供する取組「フードバンクまちだ」。町田市社会福祉協議会(社協)が市内の企業や社会福祉法人などからなるフードバンクネットワークと連携し、寄付された食品を、困難を抱える世帯や子ども食堂・無料塾等学習支援、地域活動団体に分配している。
家庭や企業、店などで余っている食品を持ち寄り、集まった食品をフードバンクに寄付するフードドライブ。市内の各地でイベントが行われるなどの広がりを見せており、今年9月には同ネットワークに参加する市内の無印良品(小田急町田・ルミネ町田)の店舗内に常設回収箱を設置。常設型フードドライブがスタートした。
10月9日には各店の店長とスタッフが社協を訪れ、事前に申請し、受け取りに来た人に食品を手渡した。ルミネ店の佐藤公美店長は「お店で回収した食品が、困っている人のもとにきちんと行き届いていることが確認できた」と喜んだ。「モノを売るだけ」の小売店の発想を超えて「地域のプラットフォーム」となることを目指している同社。「今後は不特定多数の顧客相手だけでなく顔の見える関係性が重要。地域に役立ちたい」と小田急店の山谷徹店長。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|