「ブドウ畑やワイナリーの見学、栽培・収穫、醸造を地元発信で気軽に体験できるように」と、4、5年後の収穫を目指して昨年スタートした「まちだぶどうづくり・ワインプロジェクト」。国内で生産されたブドウで醸造される「日本ワイン」造りにこだわる町田ワイン(玉川学園)の渡辺文久代表が、山梨県勝沼の白百合醸造の協力のもと、町田市や町田商工会議所、地元の人たちからのサポートを受け発足。本町田に設けられた2つの栽培畑で町田産ワイン用のブドウを栽培している。
食用ブドウに多く用いられる棚仕立てではなく、ヨーロッパのワイナリーなどで主流の垣根仕立てにこだわった畑には1メートル間隔に植えられた苗木50本が2年目の春を迎え、すくすくと瀬成長している姿を見せた。4月11日には白百合醸造の内田多加夫社長が畑を訪れ、メンバーと一緒に剪定作業を行った。
渡辺代表は「東京の畑で苗木の成長を観察できることはなかなかありません。会員の皆様には町田の風景を思い浮かべながら町田ワインをお召し上がりいただきたいですね」と話す。同プロジェクトではサポーター会員を募集している。「新芽が出る時期にブドウの葉を天ぷらにして食したり、支柱設置作業の予定を控えております。ぜひご参加ください」。問合せは町田ワイン【電話】042・785・4288。
![]() ブドウの枝を剪定する渡辺代表
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