詩人・中田雅子さんがこのほど、詩集『沙羅に寄せて』を上梓した。
これは市内で発行されている地域情報紙「町田ジャーナル」の特集号(新年特集号、銷夏特集号)に、平成から令和まで30年余り、年2回のペースで寄稿した巻頭詩から、中田さん自身が選んだ22遍を二部に分けて収載したもの。
1936年に東京に生まれ、学童疎開を経験した中田さん。昨年85歳になったのを区切りとして、寄稿詩のいくつかを「拾い集めた」という。中田さんの平和への切なる願いを込めたメッセージの数々。「一読して頂ければ、その繊細な抒情の中に、一筋の峻厳な糸のようなものを感じて頂けるのでは」と町田ジャーナルの堀江行人代表。
四六判、本文62頁、美麗カバー装。定価税込1000円。久美堂本店(原町田)1階で販売している。
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