展示される人形と制作者の湯村さん
本紙で４コマ漫画「まち子におまかせ！」を連載中の漫画家・湯村たいこさんが、５月15日（日）まで「人形遊び」と題した自作の人形展示会を開催中。会場はギャラリー季の風〈ときのかぜ〉（玉川学園２の２の６）。入場無料。開館は正午から午後６時まで。
湯村さんは小学生の頃、夏休みの自由研究で制作したのをきっかけに約60年間、独学で人形作りを楽しんできた。「幼いころは気に入った人形もなかったので、自分が可愛いと思うものをひたすら楽しく作ってました」と湯村さん。
70歳の古希を迎えたのを機に、これまでの作品を披露する展示会を地元で開催。５回目となる今回は、楊貴妃をイメージした作品やソプラニスタの岡本知高さんをモデルにした人形など、10体程度を展示する。
直感を大切に、思いのままに制作するのが湯村さんのスタイル。衣装となる布地の模様や質感からインスピレーションを得て、一気に作り上げる。「最近は古代中国風なものが好き。変ね、と言われれば私にとっては誉め言葉。面白いと思ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。
（問）ギャラリー季の風〈ときのかぜ〉【携帯電話】０９０・６１８０・１７４３
楊貴妃をイメージした作品｢長恨歌｣
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