女性と女児への支援を中心に活動している国際ソロプチミスト町田(柴崎亜紀子会長)が5月16日、町田市へ生理用品約300個を寄付した。
柴崎会長は寄贈式で「金額的に少なくても、支援を続けることを重視している。思いやりや優しさの輪を広げていきたい」とあいさつ。石阪丈一市長からは感謝状が贈られた。
コロナ下の支援
この活動は、コロナ下による生活困窮に対する支援として昨年に続き2回目の寄付。贈られた生理用ナプキンは市内の中学校などに配布する予定。各校の女子トイレに設置され、教師に申告せずに利用できるように配慮されるという。経済的な理由で生理用品を十分に買えない女性や女子児童がいるという社会課題で、「生理の貧困」と呼ばれており実態が把握しずらいという現状がある。
「国際ソロプチミスト」は、1921年に創設された女性ボランティア組織。世界の3000以上のクラブ、約7万5千人の会員がそれぞれの地域で、女性と女児の生活向上を目指して奉仕活動を行っている。
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