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小山のホタルと自然を守る会の会長で、片所谷戸の整備を続ける 菅原 信明さん 小山町在住 85歳

掲載号:2022年6月9日号

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守る。ホタルを、自然環境を

 ○…「1頭舞ったよ、昨年と同じ5月28日に。今年の初見日だね」と目尻を下げる。小山のホタルと自然を守る会の会長を務め、ホタルが生息する自然豊かな谷戸を仲間と共に守り続ける。「昨年は一日の発生が最大25頭だった。年々減ってきているようだが今年はどうかな」。会員たちが毎晩観察し、それをヒアリングしながら正式な数字をパソコンに入力していく。データ作成はお手のものだ。現役時代は大手電機メーカーに勤めた。

 ○…横浜市鶴見区出身。戦時中は疎開を経験したが、幼少期から学生時代は川崎で過ごした。「鈍足だけど陸上部でハードルとか走り高跳びとかやったな。インターハイ予選に出場しそうにもなったよ。先輩に遠慮して辞退しちゃったけど」と懐かしむ。西方に望む丹沢山系に憧れて、登山もたくさんした。身体を動かすことが好きだった。

 ○…地元の町内会の有志が始めた同会。「50代のころ、私は地域の十数町内会の連合会長をしていたから、発足当時は参加できなかったんだ」と振り返る。初代会長や当時の会を支えた会計役員、会長を引き継いだ事務局長、自分と同い年の3人はすでに亡くなってしまい「順番が回ってきた感じかな。自分はとても務まらないと思ったけど、地域の皆と交流できるいい機会と思って」。

 ○…足を悪くしてからは、あまり谷戸に行けなくなった。それでも周りの会員が支えてくれる。ベンチを作ってくれたり、小川に橋をかけてくれたり。今春には市とコンタクトを取り、調整池を整備した。「餌になるカワニナという巻貝が生息するからね。ホタルを人口的に増やそうとは考えないけど、生命線を途絶えさせてはいけない。環境は我々が守っていかないと」と力を込めた。

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