桜実会デイサービス玉川学園で9月22日、本格的な叙情歌コンサートが開かれた。
美しいピアノと歌声を披露したのは同所で一昨年から「桜実コーラス」の講師を務める町田市出身の叙情歌歌手・大村みのりさん。桜実コーラスは月2回みんなで合唱し、利用者が楽しみにしているアクテビティだ。
この日は普段と違い、”正装”のドレス姿で登場した大村さん。「(コンサートは)生徒さんのリクエストにお答えしました。私がちゃんと歌手だってことがわかったでしょ」と説明し、利用者たちを笑わせた。
大村さんは「早春賦」や「夏の思い出」、「ペチカ」や「虫のこえ」など題名や内容に春夏秋冬が入る歌や「秋分の日」にちなんで「もみじ」や「里の秋」「赤とんぼ」などのこの季節の歌をそろえて全13曲を熱唱。利用者たちは口ずさんだり、手拍子を打つなどして盛り上がり、アンコールを3曲も堪能した。
大村さんは「なかなかコンサートが開けない状況の中で、こういう場を設けてもらえて嬉しい。コロナが落ち着いたら今度は市民ホールで、皆さんの前で歌いたい」と話した。
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