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町田胃腸病院 眼科より スギ花粉の目のかゆみ 初期療法による対策
スギ花粉は2月くらいから飛散し始めますが、今年は2月中旬にはピークに達し、昨年よりも1・5倍多いと予想されています。
スギ花粉の目のかゆみ(アレルギー性結膜炎)の点眼治療といえば、抗アレルギー点眼薬とステロイド点眼薬ですが、最近の治療法は初期療法という考えがあります。これはスギ花粉が飛散する2週間前から抗アレルギー点眼薬の治療を開始することにより、ピーク時の症状が軽くなったり、症状が出る期間が短くなったりします。そのためには1月中には眼科を受診し、点眼薬を処方してもらう必要があります。症状のピーク時に受診して速効性のあるステロイド点眼を併用することもできますが不用意に使用し続けると、眼圧が高くなるという副作用がでますので注意が必要です。
抗アレルギー点眼薬にはかゆみを引き起こすヒスタミンに直接作用するものや、ヒスタミンの量を抑えるものがあります。最近は両方の作用をもった点眼薬や、コンタクトレンズの上から使用できる薬もあり、眼科医はこれらをうまく使い分けしております。毎年目のかゆみの症状が強く出る方は早めの眼科受診・対策を。
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