「周りの人が関心を持ってくれることが一番の治療」。認知症当事者の生の声に、観覧者たちは熱心に耳を傾け、メモを取り、質問する姿も見られた。町田市主催の「まちだDサミット〜”認知症の人にやさしいまちづくり”のはじめかた〜」が24日、桜美林大学で行われ、午前の認知症当事者による基調講演・パネルディスディスカッション、午後の”認知症にやさしいまちづくり”を考える9つのセッションともに、会場となった教室は多くの人で溢れかえっていた。
大学教授と自治会、企業、当事者関係者が議論を交わした「見守り」セッションを観覧した男性は「普段から認知症サポーターの活動をしているので興味があった。もう少し具体例などを聞きたかったが、色々と再認識できた。今後に活かしたい」と感想を話していた。
高齢者福祉課の高橋由希子課長は「当事者の生の声を聞かないと分からなかったことを、来てくれた皆さんが認識するきっかけになれば嬉しい。今後も必要なものが何かを探りながら、情報発信していきたい」と述べた。
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