協栄スイミングクラブ町田のスクール生で、八王子高校1年の臼井礼人選手(上小山田町在住)が、3月27日(水)から30日(土)まで東京辰巳国際水泳場で開かれる春季ジュニアオリンピックに臨む。若きホープに期待は募る。
臼井選手は協栄スイミングクラブ町田で約10年練習を続けている。小6から選手として試合に出場。「最初は、泳げば泳ぐほどベストタイムが出て楽しかったのを覚えています」と話す。次第にタイムを伸ばしていった臼井選手は中1でジュニアオリンピック初出場。関東中学も100m背泳ぎで優勝を果たした。中2に上がるとジュニアオリンピックの銅メダルを獲得。中3の全国中学では3位入賞と、得意の100m背泳ぎをぐんぐんと伸ばしていった。
選手コースの仲間たちと切磋琢磨しあい実力をつけていった臼井選手。リレーにも協栄の選手とともに出場し、全国大会で入賞を果たすなどチームとしても強さを見せた。
高校は部活動が活発な八王子高校へ入学。もちろん水泳部に入部届を出した。「いままでクラブでしか練習してきませんでしたが、部活動の練習や試合の応援の雰囲気、マネージャーがいることなど、違うことだらけです。とくに応援は人数が多いので、試合本番、迫力があります。自分の試合だと、その応援が力になると感じています」
2月16日、17日に千葉県で開かれたオープン水泳競技大会では高校生決勝で入賞と、快進撃は続く。「4月からは後輩も入ってきます。入学から1年経って学校にも慣れてきましたし、2年生は飛躍の1年にしたい。練習面では持久力をつけるため、密度の濃い練習をしていきたいです。体格面で不利な部分もあるので、そこは技術でカバーしつつ、タイムをのばしたい。ジュニアオリンピック、頑張ります!」と、臼井選手は今後の意気込みを述べた。
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