市内で栽培されている八王子ショウガがJA東京中央会の「江戸・東京やさい」に認定される見通しだ。すでに審査会を通過し、9月24日の理事会で決まる予定。江戸・東京やさいは2010年から同JAが始めた事業で、昭和30年くらいまでの在来種で都内の畑で作られているものが対象。伝統品種を認定する取り組みだ。現在、40種があり、八王子からは高倉ダイコンと川口エンドウの2つが認定されている。
八王子ショウガは鮮やかな黄色い見た目が特徴。辛みが少なく、筋が張っていないので食べやすいと評判。JA八王子によると店頭に並べるとすぐに売れるほどの人気という。
栽培は八王子市内の10軒の農家だけで、代々に受け継がれてきた種を使って育てているそう。生産者の一人の町田裕通さん(川口町)によると、八王子ショウガは天候に左右されやすく、「病気にも弱いので苦労があるね」とのこと。
JA八王子園芸センター(犬目町)で取り扱っているが、今年の出荷は間もなく終了。価格は1束200円。
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