市民に環境保全や社会福祉などに取り組む市民団体の情報を公開する「オトパin南大沢」が9月12日(土)、南大沢文化会館で開かれる。主催するオトパ実行委員会(浅野里恵子実行委員長=写真)は、市民と市民団体の「出会いの場」を提供することで、定年退職者に新たな生きがいを見つけてもらうなど、市民の「セカンドライフ」のきっかけを提供したい考えだ。第15回となる今回は、15年3月に八王子労政会館(明神町)で開催した第14回の参加者からとったアンケート結果などで「市内東部地域でも開いてほしい」との要望が強かったことから、南大沢で開催することに。当日は30以上の団体が出展する。
南大沢地区は京王相模原線が主要交通機関となっており、同線が走る多摩市や町田市とのつながりが強いため、同実行委員会は、イベントへの参加が見込まれる市内東部地域住民には近隣市で活動する団体の情報も必要と判断。多摩市などで活動する市民団体などに参加を呼びかけた。また、市東部地域は、市北部などと比べ、子育て世帯が多いと分析し、当日は子育て中の母親が役立つ情報を多く提供する予定だ。
「働く」ための情報も
「働く」ための情報を盛り込んだのも今回の特徴。「市民に身近な市民活動に参加してもらい、地域の活性化につなげる」という実行委員会の考えから、「働く」ことも地域活動の一環として市内企業などを招致。「ハローワーク」の役割も追加した。「皆さんの地域での活動のヒントにしてもらいたい」と浅野実行委員長。
問い合わせは同実行委員会事務局【電話】042・646・1626へ。
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