八王子市の中核市移行に伴い、動物の愛護などに関する市独自の「八王子市動物の愛護及び管理に関する条例」が4月1日に施行されて半年が過ぎた。「どのような条例か」、市の動物愛護などの指針を決める「動物愛護推進協議会」(河合博明座長=写真)の河合さんにペットと生活することの魅力と共に聞いた。
――市独自の条例とはどのようなものですか?
「はい。飼い犬に名札やマイクロチップの装着をお願いすることや、ペットを飼われていらっしゃる方に、災害時に向けた準備の徹底を求めることなどが条例に盛り込まれています」
――獣医師会八王子支部もペットの被災に備えた協定づくりを市と進めているそうですね
「この2年ぐらいの間に市と協定を結び、被災時のペットの居場所の確保などのフォロー体制の構築を図っていきたいと考えています。ただ、八王子は広いですからね。市民はもちろん、関係各所への周知が課題となります。皆様の理解と協力が必要です」
――ペットと生活することの魅力は?
「動物の飼育を通して、命の大切さや生き物に対する優しい気持ちを得ることができると思います。それは、人間関係を良好に保つための心の育成にもつながります。協議会では、人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指し、今の社会に合った動物との歩み方を示していければと考えております」
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