市内を中心に保育所など18の福祉施設を運営する社会福祉法人多摩養育園(八木町)ではこのほど、楽しく学びながら仲間、生きがい作りをめざす市民講座「光明塾(こうみょうじゅく)」(北出亮塾長)を開講した。同法人光明ビル(同)で11月26日、2回目の講座が行われ、20人ほどが参加した。
「福祉施設は『地域の大きな家』。今ある場所を使って何かできないか」。足利さんは、親交のあった元拓殖大学教授の北出さん(狭間町在住)と「シニアの集いの場」の創出を模索していた。1年半ほど考え、「楽しく学べる」ことをモットーに、「坐禅入門」「健康体操」などを取り入れたプログラムを考案。今年10月、1回目の「塾」を開いた。「まずは心落ち着かせ(坐禅)、体を動かし(体操)、すっきりしたところで頭を使う(講演)。そのあとにみんなで話す(交流カフェ)」。光明塾はこの流れが特徴的で、当日の参加者は「楽しい」と口を揃えていた。「当初は『高齢者大学』というネーミングを考えたが、そうしないで良かった。若い人も来てくれた」とスタッフは喜んでいた。今後は同法人の保育園園児との交流も考えているそう。
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