共立女子第二中学校高等学校（元八王子町）ゴルフ部が12月21日（月）から３日間、千葉県の一の宮カントリー倶楽部で行われる関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会へ出場する。
出場するのは予選会を通過した矢作紗香さん（高２）と石澤梨音（りおん）さん（高１）。矢作さんは「瀬田（全国大会の会場）へ行けるように頑張ります」と、石澤さんは「パープレーで予選通過」とそれぞれ目標を掲げた。顧問の池田孝教諭は「19位までに入って、全国大会にいきたい。２日間で５、６オーバーがそのラインでは」と話した。
同部は「都内の女子高で唯一のゴルフ部」と知られている。創部は25、６年ほど前。構内にゴルフ練習場が造られたのと同時にスタートした。
判断力養える
現在部員数は47人。「プロめざす」「趣味の延長」「楽しみのひとつ」と入部の動機はさまざま。初心者も多い。練習は週３回で、ＰＧＡレッスンプロの指導も受ける。週に一度は近隣のコースをラウンドしている。
２０１３年には関東大会を勝ち進み、全国大会に初出場（団体）、12位を記録。大会では部のエースと言われる宮田成華さん（高３）らが活躍した。
「キャディーなしでまわるので、何でも自分でジャッジをしないといけない。積極的に考えることが大切であり、判断力が養われる」と池田さん。「ゴルフは一生でき、またグローバルなスポーツ。社会人になっても役立つはず」
なお、プロゴルファーの綾田紘子さん（伊藤園）は同部の出身。
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