八王子市を拠点に活動する実業団や学生の駅伝チームが新春を駆ける。きょう、群馬県で行われる「ニューイヤー駅伝」(第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会)には、コニカミノルタ陸上競技部(石川町)が出場する。2001年以降、優勝8回、2位4回と好成績を収めていることから「21世紀の駅伝王者」と評される同部。昨年の2位から2年ぶりの優勝を目指す。「キャプテンの宇賀地強、ベテランの山本浩之らが若手を引っ張り、チームの状態は上がっている。新人の西池和人も好調で期待できる。日本一を奪還したい」と磯松大輔監督は意気込んでいる。
エースに注目
1月2日(土)、3日(日)に行われる「箱根駅伝」(第92回東京箱根間往復大学駅伝競走)には、昨年10月の同駅伝予選会を勝ち抜いた帝京大学(大塚)と拓殖大学(館町)、中央大学(東中野)の市内3校が出場する。
注目は各校エースの走り。帝京大学は、7月に行われた大学生の世界大会「ユニバーシアード」の男子ハーフマラソンで3位となった高橋裕太選手(4年)に期待がもたれる。11月に行われた1万mの記録会で自己ベストをマークするなど、上り調子で大会を迎える。また、予選会で個人2位となった拓殖大学の留学生ワークナー・デレセ選手(1年)が箱根駅伝に初登場する予定。予選会でみせた「しなやかな走り」で「ごぼう抜き」がみられるか、見どころのひとつだ。
もう一人は中央大学の徳永照選手(4年)。予選会で日本人選手1位になった「粘りの走り」に、チームのシード権(10位以内)獲得がかかっている。
11月末には、この3校に法政大学(町田市)を加えた箱根駅伝出場予定校の合同壮行会=写真下=が市民団体によって開かれた。「走りで八王子を盛り上げて」など、選手の好走を期待する掛け声が上がっていた。
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