八王子地区で8店舗を展開するネッツトヨタ多摩株式会社(福生市)は、2014年4月から洗車サービスによる代金の一部を、被災孤児・遺児支援の団体へ寄付している。合計金額は今年2月末までで7619万円。寄付先は「桃・柿育成会」。多くの孤児や遺児を支援する資金を集めるため小澤征爾さんらが発起人となって立ち上げた団体だ。
「被災した子どもたちが大人になるまでが本当の支援。20年は続ける」。同社では継続的な支援をめざし2年ほど前にこの「きずな洗車」を始めた。洗車サービスの料金1080円の半分を寄付にあてるもので、現在も多摩地域の合計35店舗で行っている。実施店舗の一つ「八王子めじろ台店」(東浅川町)では月に140台ほどの洗車依頼がある。「車がきれいになって、支援もできる。おかげさまでリピーターの方も増えています」と小作毅店長。
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