「世界一、桜の品種が揃う」とも言われる場所が八王子市内にある。国内の約600系統1400本の桜が咲く森林総合研究所「多摩森林科学園」だ(廿里町・窪野高徳園長)。1921年に国の林業試験場として設立(当時の名称は宮内省帝室林野管理局林業試験場。現称は88年から)し、66年から保護を目的に、国内桜の調査研究も行ってきた。92年からは園内の桜を一般公開している。
同園によると、様々な品種の桜が植栽されているため、園内一斉に満開を迎えるのではなく、3月中旬から4月末頃にかけて各種見頃を迎えるのだという。
同園担当者は「桜と共に高尾の自然にも触れることができます。5月上旬まで、北海道の桜を紹介するパネル展示なども行っています。お気軽にお越し下さい」と話している。
問い合わせは同園【電話】042・661・0200へ。
■多摩森林科学園(八王子市廿里町1833―81)▼開園時間/午前9時30分〜午後4時(入園は午後3時30分まで、4月は午前9時開園)。休園日は毎週月曜日(3・4月は無休)▼入園料/大人300円、子ども50円。4月は大人400円、子ども150円。※年間パスポートは1200円。▼JR中央線・京王線「高尾駅」北口から徒歩10分。駐車場が無いため、公共の交通機関を使用のうえ。
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