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認知症「特別じゃない」 市内リレーで周知図る

スポーツ

掲載号:2016年7月7日号

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認知症サポーターのイメージカラーのTシャツとタスキを着けた実行委員たち。左が代表の古谷さん
認知症サポーターのイメージカラーのTシャツとタスキを着けた実行委員たち。左が代表の古谷さん

 認知症への理解を広めるため、リレーをしながらアピールするイベント「RUN伴+(ランともプラス)はちおうじ」が10月15日(土)に行われる。昨年初開催に続いて2回目。今回は規模を拡大し、市内全域をコースとする。現在、ランナーを募集中だ。

 主催は市内の医療・介護関係の職員たちを中心に構成する同実行委員会(古谷和則代表)。「RUN伴」は認知症の患者や家族、支援する医療・介護関係者が走ることで、理解を広める全国規模のリレー。今年は42都道府県から1万人以上が参加し北海道から沖縄までタスキをつないでいく。「+(プラス)はちおうじ」はその地域版として行う姉妹イベント。

 古谷さんはケアマネージャーとして市内のデイサービスで働いており、日頃から認知症への理解の必要性を感じている。「認知症は入院して治す病気ではなく、日常生活が可能な病気。しかし、認知症のせいで周囲に迷惑をかけてしまうことを恐れて家から出られなくなるケースもある。だからこそ地域社会の理解が不可欠」と話す。古谷さん自身も担当していた認知症患者が、急に外出して家に帰れなくなってしまうことがあったという。そこで近隣の飲食店に「見かけたら教えてほしい」と声をかけて支援を求めたことも。「若年性の認知症もあるし誰もが認知症になりえる。特別な病気ではないので、温かい目で見守ってもらえるように訴えたい」と話す。

 将来的には別のイベントにもつなげていきたい考え。「リレーは理解してもらうための手段のひとつ。次のアクションへとバトンをつなぐための一歩でもある」

「顔見知り」作りたい

 初開催となった昨年は約200人が走り、認知症の当事者は30人ほど。車椅子で参加する人もいた。「何をしてるんですか」と関心を持って声をかけてくれる人や、自動車から手を振ってくれる人もいたという。「参加した子どもたちから『将来は医療・福祉の道に進みたい』という声も聴けました」と古谷さん。参加者同士が顔見知りになる効果もあった。

 今年は南大沢エリアも含む5〜7のコースに拡大する。各コースでタスキをつなぎながら1つのゴールを目指す。ゴールは八王子市役所を予定している。1人あたりの距離は1キロから15キロ程度と幅を持たせている。それぞれができる範囲でタスキをつないでいこうという考えだ。

参加者募集中

 イベントには誰でも参加することができる。参加費は1500円。参加申し込みは7月29日(金)まで。また、7月30日(土)午後7時からクリエイトホール(東町)でプレイベントとして認知症ケアの専門家・和田行男さんによる講演会「認知症の人が地域で暮らしていくためには」がある。参加無料。

 問い合わせはウインドミル(【電話】042・652・5650)の守屋さんまで。

車椅子の参加者も(昨年の様子)
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