「世界ムエタイ評議会」が認定するムエタイのチャリティ興行が8月6日(土)、富士森体育館(台町)で開かれる。
横山町のムエタイジム「尚武会」(今井勝義代表)が東京八王子いちょうライオンズクラブらの協力のもと開催するもので、試合の収益は全額、同会から同クラブに手渡され、青少年育成のために活用される。選手のファイトマネーは全て、市に寄付される予定だ。
興行のメインを務めるのは、WPMF日本スーパーフライ級チャンピオンの佐々木雄汰(ゆうだい)選手(16・上壱分方町在住)。昨年、プロデビューし、わずか3戦目で日本王座を射止めた逸材。16歳とは思えない「老獪な」ムエタイ技術を武器に、27歳のスウェーデン人選手と対戦する。
「地元で初めての試合。多くの方が応援に来てくれるので負けられない。得意の首相撲を決めて会場を沸かしたい」と、雄汰さんはこの試合を「世界王座」獲得への足掛かりにしたい考えを持っている。
姉の蝶里さんも
同日、姉の佐々木蝶里(みいり)さん(17)も試合に挑む。現在、プロで12勝5敗(5KO)の戦績を残している蝶里さん。勝って雄汰さんに「勢い」をつけたいという。「自慢の弟。強くて憧れも持っている。雄汰のためにも負けられない」と意気込んでいる。
今井代表は「ムエタイを通して八王子を活気づけたい。これを機に競技の魅力も広まってくれれば」と話している。
興行は午後3時30分(開場は3時)から全9試合。入場料金5千円。
チケットなどについては、同会【電話】042・651・5184へ。
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