第16回八王子古本まつりが5月3日(水・祝)から7日(日)まで、八王子駅北口のユーロードで行われる(午前10時〜午後7時)。関東近郊から約20の古書店が出店する。今回の特集は、八王子市の市制100周年にちなみ「百薬」。実行委員長の坂田昌子さんに「薬草が豊富」な裏高尾で話を聞いた。
かつてこの地域の人も山や野に入り、様々な植物を見分け、煎じ乾燥させるなどし「利用」していた。「そんな伝統的な智恵がどんどん失われ、植物たち=百薬を使う文化が消えはじめた。百薬たちは雑草になってしまったよう」と坂田さんは憂う。その危機感が今回のテーマを選んだ理由の一つだ。
古本まつりでは薬草のコーナーが設けられる他、4日(木・祝)には薬草文化に詳しい薬剤師でチベット医の小川康さん(長野県在住)による講義も企画されている。
問い合わせは主催の同実行委員会【電話】042・684・9119へ。
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