「市制100周年八王子城武者甲冑(かっちゅう)づくり実行委員会」(飯田勝会長)のメンバー30人が4月23日、元八王子市民センターに集まり活動をスタートさせた=写真。10月に企画されている発表会にむけ、8月末の完成をめざす。
メンバーはそれぞれ、北条氏照公、比佐姫、横地監物吉信ら八王子城にかかわる人物の甲冑を手掛ける。甲冑は鉄製(合金)。製作は、甲冑づくりの経験豊かな「NPO法人八王子城跡三鱗会」のサポートを受ける。10月9日(月祝)の発表会は城跡御主殿(元八王子町)で行われ、その後武者隊が編成されガイダンスセンターまでのパレードがある。市制100周年市民提案事業のひとつ。
戦国時代末期の山城の特徴を残す八王子城跡は今年、工事を終えた曳橋(ひきはし)の開通やNHK大河ドラマ「真田丸」の影響もあり来訪者が増えているそう。
飯田さんは甲冑づくりについて「戦国武将の気分に浸れる趣味の世界」とし、「100周年のお祝いをかね八王子城に整備につなげられれば」と話した。
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