八王子の宮大工、工匠「小町家」と、その6代目で建築家の小町和義さん(番匠設計代表)の仕事を振り返る展示が学園都市センターで行われた。
高尾山薬王院をはじめ、多摩地域の神社・仏閣、八王子の山車・神輿などを代々手掛けてきた。和義さんは茶室、美術館の設計でも実績を残す。
期間中は携わったおよそ50点の資料などを展示。会場にはこのために和義さんが作った「茶室」も登場し、呈茶も行われた。開催5日間で800人以上が来場する盛況ぶりだった。
最終日となった21日には石森孝志市長が来場。和義さんには父親の自邸を設計してもらったことがあるそう。「こういった方が八王子にいるのは素晴らしい。古いものを伝承していくのは大切なこと」と話した。和義さんは「みなさんの力で開催できました。50年の集大成。感激です」と喜んだ。
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