育児・子育て中の社員支援に力を入れている企業のひとつが、不動産業などにあたる明神町の株式会社エイトだ。
産休明けも同じ業務に
産休明けは以前と異なる業務に――。そんな会社が少なくないなか、同社は負担少なく復帰できるように、なるべく同じ業務に就けるようにしている。2015年に第2子を出産した、同社で営業事務にあたる北片真紀さん(36)は「2回、産休と育児休業を頂きましたが、休み明けでも同じ業務を担当させてもらい、助かりました」と話す。キャリアを分断されずに済んだほか、周囲の仲間も代わらなかったことから、復帰後も意思疎通をスムーズに行うことができたという。
また、保育園に預けている子どもが熱を出し、迎えにいくために急な休みを入れても、周囲の理解があるおかげで助かっていると笑顔を見せる。
子どもの誕生日「休暇」も
育児・子育て中の社員に対する同社独自の制度が「子どもの誕生日休暇」。北片さんはこれまで、4歳になる長男の誕生日が祝日だったことからこの制度を活用することができなかったが、今年2月に迎える次男の誕生日に初めて取得する予定だという。「エイトに勤める夫と共に楽しみにしています」
同社の総務人事部の中村咲子さんは「育児・子育てと仕事を両立しやすい雰囲気づくりに社を挙げて取り組んでいます。お子様の入卒式休暇を設けるなど、今後も支援を拡大していきたいと思います」と話している。
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