八王子版 掲載号:2018年1月11日号
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中学生が書く「税についての作文」で、市内で最高評価となる国税庁長官賞を受賞した 武石 梨花さん みなみ野中学校3年

複数の目もつ「本の虫」

 ○…2歳の妹が保育園へ入園する際、家族で直面した待機児童問題について感じ、学んだことをまとめた。「以前は増税って嫌だなと思っていたんですが、みんなが幸せに暮らすためには必要なことと考えるようになりました」。夏休みの課題として取り組み、いかに分かりやすく伝えるか、一文字一文字悩みながら書き上げた。「賞は驚き。家族が喜んでくれた。うれしい」。もっと自身の語彙を増やし、より読みやすい文章を書けるようになりたい――。向上心も忘れていない。

 ○…根っからの「本の虫」だ。今は受験生のため控えているというが、少し前までは1日2、3冊のペースで読破する毎日を送っていた。休みの日に1日中、読書にふけることは何よりも楽しいこと、と話す。ジャンルは問わず、ファンタジーものから、父親が読み終えた自己啓発本までと「多食派」。「家にたくさん本があるんです。家族みんな読書好きなんですよ」。作文でみせた論理的視点はそこから生まれている。

 ○…友だちとのおしゃべりが勉強に励む毎日の息抜きに。それぞれの悩みや家のことなどを語り合う時間は貴重な時間となっている。共に汗を流してきた陸上部の友人とサイクリングを楽しむ”アウトドア派”の一面も。作文に登場した妹も元気を与えてくれる。大学生の姉と共に妹をあやす時間は「可愛くて飽きない」。ずっと末っ子だった自分をお姉さんにしてくれた、大切な存在だ。

 ○…夢は出版社勤務。編集業務など本づくりに関わりたいと願う。書くことも大好き。読書を重ねるなか、ストーリーを楽しむだけでなく、作者が文字を連ねるために苦労した姿も「読む」ようになった。「スポーツの物語を書くため、実際にマラソンを走ってみた作家さんもいるんですよ。驚きです」と”書く人”への憧れを垣間見せる。ものを書き表すにはまだ経験不足――。自分に厳しく夢に向かっていくつもりだ。

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