八幡町・甲州街道沿いには、お寺っぽくないお寺がある。この寺(香林(こうりん)寺)の主任の安見(あみ)道壽さん=写真=によると、建物を囲むのはコールテン鋼という素地で作られた門で建築家の宮本佳明さんの作品。錆が被膜の役割をして50年後には真っ黒になるという。街の移り変わりと共に外観が変わることをイメージしており、「小さな参道」としての意味合いもある。
安見さんの祖父の住職が「東京には檀家というくくりを離れて困っている人が大勢いる」として長野県にある同名の寺の別院として2009年に建立した。「檀家に入っていない人でも、気軽に来ていただければ」と安見さん。
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