ミスバスケのチーム「豊田リンクス」は地元で建設業を営む岩田和頼さん(47)が2011年に立ち上げた。現在30人が所属。豊田小学校体育館で週に3回練習する。
市を代表する強豪だ。一昨年は市3大会全てで優勝した。岩田さんは「日野で一番でいたい」と話す。試合では特に「速く攻める」ことを心がけさせ、そのために練習においてはシャトルダッシュを繰り返す。「強くあるのはもちろん。挨拶や感謝の気持ちを忘れずにいてほしいです」
「全部勝ちたい」
「声の出るチームは強いと思われる。練習のうちから出さないと、本番で出ない。全力で声を!」。キャプテンの三浦小雪さん(小6)はそう呼びかける。「一昨年はたくさん優勝したが、去年は1回だけだった。今年は全部勝ちたい」。5月20日の大会にむけ力を込める。
PTA会長を終えた後、「豊田小」の名称復活をと地域で活動をはじめた。岩田さんはその中で「豊田の名前がついたスポーツチームを」と自らのバスケ経験をもとにリンクスをスタートした。今もほぼ毎回、練習で指導にあたる。「ここは母校であるし、地元で仕事をさせてもらっている。地域貢献は続けていきたいです」
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