土木作業員から介護の世界へと転身を果たしたのが、鑓水にある「特別養護老人ホーム絹の道」の介護職員、乙戸(おつど)雄太さん(34)。元々、介護職に興味があったものの、周囲から「厳しい業界だから」と反対され、高校卒業後、トラック運転手や土木作業の仕事に。ただ、介護職への思いを捨てきれず、「後悔したくない」一心で20歳の時に今の職場へ飛び込んだ。「当初は利用者様の要望に十分に応えられずショックでした」。力不足を痛感した後は、現場でだけでなく、独学でも介護に関する勉強を積み重ね、自身を向上させていったのだという。今では主任として後輩を指導する役割も担うように。「決断は間違いなかった。利用者様に頼りにされることは、私の力になっています」
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