24年前、イベントを始めた八王子市仏教会のメンバーの一人が宗格院(千人町)の浦野信幸住職=写真。1945年8月の八王子空襲で亡くなられた人の五十回忌にあたる年だったことから、その悲しみを風化させないように、との思いを込め開催に到ったのだという。「仏教会のメンバーらで、青梅で行われていた『とうろう流し』へ視察に行ったり、全てが手さぐりだったね」と振り返る。開催は当時、浅川で行われていたサバイバルレースと一緒に行うことに。「他の催しと共に開催することで少しでも多くの方に集まって頂きたいという思いがあったんです」
課題の一つに流した灯篭をどのように回収するのかが、あった。「今は人海戦術かな。初回は数が多くてどうしようかと」。試行錯誤の上、選んだのがテニスコートにあるネット。「みんなで川に入って集めたよ」と昔を懐かしむ。
25回目を迎えた催しに対しては「若い人たちが、がんばってくれている」とし、よさこいなどのイベントを加え、とうろう流しを八王子に定着させてくれた、とも。
「多くの方に参加して頂きたいですね。私も楽しみです」
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