(公社)東京都宅地建物取引業協会・八王子支部長に就任した 山口 覚(さとし)さん 宇津木町在住 64歳
街づくり実績 支部の発展へ
○…協会は3年前に50周年をむかえた。かつては400社以上の加盟があったが現在は300社あまり。「課題のひとつに後継者問題があります。見つからず廃業してしまう会社も」。10地区にわかれる役員会を活性化させ、地域の会員から意見を吸い上げていこうと考える。これから深刻化するだろう空き家問題については行政と協力しつつ「受け皿になれれば」と力をいれる。
○…野山と川を駆け回って育った。中学高校ではテニス部に所属。大学では広告研究部に入り、市場調査など行いメーカーに送ったこともある。「ガムについて調べたんです。当時、チョコはそのポジションが確立していましたが、ガムはまだでしたので」。この経験は現在、「消費者の視点」を考える際、役に立っているそう。
○…趣味はスキーで中学生のときから続けている。音楽が好きでユーチューブで新しいJAZZを探すことも。「歌手では尾崎豊とスティービーワンダーがいいですね。カラオケで歌いますよ」。料理が得意で妻の代わりに台所へ立つこともしばしば。「学生時代、夜食のインスタントラーメンをいかに美味しく作るか考えたんです。野菜を炒めて入れたり。それがクッキングのきっかけですね」
○…鍛冶屋で知られた「山口家」の17代目という。農業を生業とした時期を経て、父親が不動産業を始めた。「人と人をつなぐ」のが好きで仲人も良く頼まれたそう。仕事をその延長と考え会社は発展。40歳で事業を継いだ。業務は市外から工場、事務所、店舗などを誘致することがメイン。これまで300社以上を市内へ誘った。「ファミレス、コンビニ、ラーメン屋など、必要とするものをこの街へ。街づくりをしている仕事です」。その実績を支部の発展へいかす。
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