「西八夏まつり」と東日本大震災は浅からぬ関係がある。発生した年(2011年)は、全国的に自粛ムードが高まり、多くのイベントが中止になった。そんな中「被災地支援のためにも実施すべき」という意見から西八夏まつりは決行された。会場に東北復興のブースを設置して被災地の人に販売してもらったほか、募金箱を設置して義援金を募った。その後も毎年継続。募金箱にはこれまでに230万円を超える額が集まり、被災地に寄付されてきた。
「言い出しっぺということで」と商店会役員の川味淳男さん(オフィスさくら)が毎年、担当している。川味さんは「1年かけて貯金して祭りのときに募金してくれる人もいる。8回目になるが、支援の気持ちは定着してきている印象。すでに西八夏まつりはとは切っても切れない。継続が力になる。できる限り支援を続けていきたい」と話す。
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