35ヵ所で義援金受付
北海道胆振東部地震災害を受け、八王子市は9月12日から義援金の受付を開始した。募金箱の場所は市役所本庁舎1階正面案内、各事務所、市民センターなど計35カ所。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災者へ配分される。
被災地で活動する人に対して交通費や宿泊費を助成する市社会福祉協議会の「災害ボランティアリーダー養成活動」は現地での受け入れが始まり次第開始。その支援金も募集している。
苫小牧からグルメ
八王子市の姉妹都市「苫小牧市」などのグルメを味わってもらおうと9月23日(日)にチケパ八王子中町第一(中町)で開催される八王子青年会議所(JC)の企画「伝承の味処」では、苫小牧の特産品・ホッキ貝焼を予定通り販売する(300食)。八王子JCが地震の被害を心配していたが当日は苫小牧JCのメンバーが訪れ料理を提供するという。「苫小牧に大きな被害はないものの、隣町はがけ崩れが発生。道内でも場所によって状況が異なるそうです」と八王子JCの五十嵐勝平さん((有)金星)。震災直後、現地では停電でテレビが見られずに情報が不足。五十嵐さんは報道番組をスマートフォンで録画して八王子から送ったという。
「食材大切に」
北海道・十勝(広尾町)の食材と八王子産の野菜を中心とした居酒屋「けいの家(や)」(明神町)のオーナー・北澤秀彦さんは、夫人の実家が北海道にある。甥や姪もいて心配したが震災直後はあえて連絡を控えた。一方この秋、予定より2日早く新メニューをスタートすることにした。「メーカーが稼働していないので1日10トン近くの生乳を廃棄せざるを得ない取引先もあったそうです。生産者が苦労して作った食材を大切に使いたい。お客様に被災地のこと気にしていただくきっかけになれば」と話す。
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