自身を「広告する」視点で分析し、新しい自分の可能性を探る授業が先ごろ、下恩方町の聖パウロ学園高等学校で行われた。大手広告代理店に勤める高橋宏之氏を招いて開かれたこの授業の目的について、同校の進路指導を担当する小島綾子教諭=写真=に聞いた。
――なぜ採用されたのでしょうか?
「近年、大学受験では自己表現力が問われる、推薦やAO入試が増えている一方で、自分に自信がもてず、うまく自己表現できない生徒が増えていると感じたことがきっかけです」
――実際に授業を受けてみていかがですか
「言葉を変えるだけで短所が長所に変わるということを生徒たちは学んだと思います。普段おとなしい子はストイックでクールともとらえることができるなど。昨年この授業を受けた現在の3年生はその時の考えが直前に迫った入試の準備に生きていると感じています」
――今後も今回のような授業を開催していく?
「はい。今回のような内容であれば、進路指導を行う私たちも活用できますし、生徒たちが社会に出てからも生きる情報を提供していきたいと考えております」
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