先月、法政大学多摩キャンパス(町田市)で陸上長距離の記録会(1万メートル)が開かれ、八王子を拠点に活動する2つの実業団チームのメンバーも出場。来年元旦に行われるニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)へ向けて、両チームとも順調に調整が進んでいることを示す走りをみせた。
コニカミノルタ
そのチームの一つが、先月行われた東日本実業団対抗駅伝で5位となったコニカミノルタ陸上競技部。今回は若手中心のメンバーが出走し、東日本でエース区間を走った蜂須賀源選手が国内の有力選手らと同じ組で走り、一流選手の目安のひとつである27分台に迫る28分05秒をマーク。コニカミノルタのエースとして急成長した姿を記録面でも証明した。
また、ルーキーながら東日本メンバーに名を連ねた川端千都選手は終始安定した走り(29分25)を披露。ニューイヤーでのメンバー入りの可能性を示した。
JR東日本
もう1チームが、2年ぶりにニューイヤーへの出場を決めたJR東日本ランニングチーム。主力も顔をみせ、旭町のJR東日本八王子支社・総務部に属する作田直也選手が成長を見せる29分06秒。東日本で主要区間の1区を務めた寺田夏生選手は中盤苦しみながらも粘りの走りで29分08秒をマークし、成長著しい、黒川翔矢選手は29分16秒で走り抜けた。
大島唯司監督は「東日本後、ニューイヤーに向けた練習を継続しているなかで、みんなよく走っていたと思う。作田は自己ベストかな。寺田も後半よく粘ったよ」とニューイヤーへの手応えを掴んでいるようだった。
大迫選手も
この記録会には、10月にマラソン日本新記録をマークした大迫傑選手=右写真=も登場。
練習の一環という考えか出場選手中唯一、2レースに出場し観客のほか、出場選手からもその一挙手一投足に注目が集まっていた。
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