今月2日、クリエイトホールで行われた「消費生活フェスティバル」(市消費生活センターなどが主催)の中で、KDDI(株)による「自転車ながらスマホ」の危険性を知ってもらう体験ブースが設置された。
ゴーグルをかけると実際にその場にいるかのように見えるVR(バーチャルリアリティ)の技術を利用。参加者はVRで自転車に乗りながらのスマホ使用を体験した。
駐車車両によって発生する死角から歩行者が飛び出してくるなど実際に起こり得る状況が再現されており、スマホを注視すると、どれだけ前方確認が不十分になるかを知ってもらう試み。「ながら運転」によって歩行者の見落としが5割増えるというデータもある。
体験した杉田寿さん(みなみ野在住)は「視野がすごく狭くなり、歩行者とぶつかってしまった。とてもためになった」と話した。
同社・南関東総支社では昨年11月からこの体験会を実施しており、23区を除く都内では今回初めての開催となった。
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