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八王子市 高齢者へ登山のすすめ 不安解消に「医療」も同行

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掲載号:2019年4月4日号

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前回の様子。手前の黄色いジャケットは医療関係者(提供写真)
前回の様子。手前の黄色いジャケットは医療関係者(提供写真)

 八王子市は、高齢者の健康増進の一環として5月16日(木)に登山企画「高尾山パワフルチャレンジ!」を開催する。医療専門家が同行することで、高齢者も気軽に山を登り健康づくりにつなげてもらおうという試みだ。市高齢者いきいき課が企画した。

5月「挑戦」企画

 65歳以上が対象で、参加者100人(定員)に対して理学療法士や看護師など医療関係者15人の同行を予定している。

 2年前、市と医療関係者との打合わせで「介護の運動・体操ってあんまり楽しいものではないですよね。せっかく八王子には高尾山があるのだし、登山なら達成感があるのでは」という声がきっかけになったという。昨年11月にプレ企画「高尾山元気チャレンジ」として初開催。公益財団法人東京都理学療法士協会八王子市支部(佐々木良支部長)から理学療法士が同行し、NPO法人八王子市民のための医療と介護連携協議会(医介連・孫田誠三理事長)も看護師を派遣して協力した。同行した同課の立川寛之課長は「非常に喜んでもらえました。『1人では無理でも専門職の人がいて安心できた』という声が多かった」と振り返る。手作りの登頂賞カードを配ると子どものように喜んでもらえたことも印象的だった。幸い使うことはなかったが、万一に備えてAEDや車椅子も用意したという。

 医介連の孫田理事長はこの企画を会の中心的な活動の1つにしたいと考えており、「高尾山は体力に応じてケーブルカーも使えるなど多様な人を受け入れることができる山。市内で1人暮らしの65歳以上は2万数千人いると言われている。同じ目的で集まるコミュニティになれれば外にも出てきやすい」と意義を語る。

ゴールが励み

 企画の発起人ともいえる佐々木支部長は「高齢の場合、病気や怪我をきっかけに出かけるのが面倒になることは誰にでも起こり得る。登山が運動に興味を持つ足がかりになれば」と話す。理学療法士として現場を見る中で、患者が退院しても筋肉が落ちて再度転倒などで病院に来るケースは多々あるという。

 一方で、医療関係者にとってもやりがいが大きかったという。医介連の理事で理学療法士の渡邉要一さんは「病院の中で患者さんの笑顔を見る機会はあまりない。でも高尾山なら見られるんですね。リハビリには明確なゴールはないかもしれないけれど、登山にはゴールがあることも励みになる」と話した。

15日まで 参加者募集中

 市では現在、5月16日に行う「高尾山パワフルチャレンジ!」の参加者を募集している。自身の体力に併せて【1】薬王院(片道1・1キロ)【2】山頂(1・7キロ)【3】パワフルチャレンジ(3・8キロ)の3コースがある。いずれも午前9時集合。対象は65歳以上の都民。定員は100人(抽選)で参加費は200円(コースによっては別途ケーブルカー往復料金)。雨天時は23日(木)に延期。

 希望者は「高尾山パワフルチャレンジ!(イベント名)」と氏名、住所、電話番号、性別、年齢、希望コースを明記し、ハガキ(〒192―8501八王子市元本郷町3の24の1八王子市役所高齢者いきいき課)、ファックス(042・623・6120)、Eメール(b440300@city.hachioji.tokyo.jp)のいずれかで申し込む。4月15日(月)(消印有効)まで。なお次回は11月に予定している。

孫田さん
孫田さん
渡邉さん(左)と佐々木さん
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