溝向さんが代表を務める観葉植物店の様子
育成に貢献
一般社団法人日本インドア・グリーン協会の理事を務める、溝向紀勝（みぞむかいのりかつ）さん（(有)スカイグリーン代表）＝人物風土記で紹介＝が昨年、「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」を受賞した。この表彰は技能を持った職業人の育成を推進するため、毎年行われている。溝向さんは１級園芸装飾技能士の資格を持ち、園芸装飾技能士の資格試験の検定委員として若手世代の育成にかかわるほか、メディアに出演することよる情報発信も行ってきた。
室内緑化広める
同協会は、園芸装飾、貸植木など、オフィスや病院などに観葉植物を販売する業者が立ち上げた。１９７３年に設立され、現在は全国におよそ２８０人の会員がいる。研究会などを通じて業界の技術を向上するだけでなく、観葉植物には、室内にある有害物質を浄化する効果があることなどを伝え、室内緑化を広めることにも力を入れている。
溝向さんは「50代での表彰は稀だそう。今後、一層業界の発展に努めたい」と話した。
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