奉仕団体マルベリー東京パイロットクラブ(川西てつ江会長=人物風土記で紹介)は2015年より例年開催していた音楽イベント「ハートフルフェスタ」を、今回は動画配信で行うことを決めた。フェスタは脳関連障害をもつ人による文化活動の発表の場として、例年クリエイトホールで行っていた。
今年は6月に予定していたが新型コロナの影響で延期に。昨年フェスタを担当したカメラマンがオンラインで行うことを提案した。参加団体からは「発表の場があることが毎年の楽しみ」という声が寄せられていたため、クラブは代案を模索していた。
9月22日には、出演団体の一つハンドベルアンサンブル「ぽこあぽこ」の撮影が行われた。クラブが贈呈した新しいベルを手にしたメンバーは、「音が違う」と驚きの表情で喜んだ。
フェスタにはダンスや和太鼓など5つの団体が出演し、10月31日からフェイスブックとユーチューブで配信する。クラブ創設時会長だった井田美代子さんは、「フェスタから、世界で活躍するアーティストが生まれてほしい」と話した。
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