プロバスケットボールB3・東京八王子ビートレインズは4月30日と5月1日、今季最終節をホーム・富士森体育館(台町)で開催。鹿児島レブナイズに93-71、95-103の1勝1敗で締めくくった。B3は1日、2021-22レギュラーシーズンを終了。ビートレインズは41試合22勝19敗で、15クラブ中9位だった。
1日のホーム戦は、引退を表明した亀崎光博選手にとって現役最後の試合に。この日は3ポイント1本を含む5得点を挙げ、その勇姿をファンに披露した。試合後には引退セレモニーが行われ、亀崎選手のイラストや背番号3がデザインされた記念Tシャツを着たチームメート、スタッフが登場。プロ選手として15年、ビートレインズでは主将としてB2昇格に貢献するなど5季を振り返り、仲間たちと抱き合い思いを交わした。同節2試合の冠スポンサーで、アスリートセカンドキャリア支援事業として亀崎選手が勤務するスーパーアルプス(滝山町)をはじめ、同選手が指導するスクール生やクラブOB選手、家族からは記念品や花束、メッセージが贈られた。亀崎選手はファンや関係者に感謝を表し、「次のステップでも経験を生かして自分らしく熱く進んでいきたい。最高のバスケットボール人生でした」とあいさつ。場内は大きな拍手に包まれた。
同クラブの高松僚GMは「最後まで(自分たちの)バスケをやる姿勢を貫けた。29点差を8点差まで詰め、ダンクや3ポイントなどでお客さんも楽しめたのでは」と最終戦を総括。「来季はB2昇格に向けて、さらに熱いシーズンにする」と決意を語った。
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