高低差のある地域と駅、商業施設をつなぐ高尾紅葉台の自治会運営のバスが7月から利用料金を改定する。
同自治会は2002年から自治会バスを運行。28人乗りのマイクロバスを1日23便走らせており、これだけの規模は全国的にも珍しい。
コロナが契機に
それまでも高齢化によって通勤利用が減少する傾向はあったが、コロナ禍によって外出自粛やリモートワークによって運行継続が危機的な状態になった。
自治会が昨年秋に行ったアンケートによると、継続を望む声が多数だったことから、今回の改定となった。
谷口充生会長は「免許証を返納する人は今後も増える。継続の必要性を強く感じる」と話す。併せて地元企業への車内広告出稿を呼び掛けた。「500世帯で買い物に行きますので、ぜひお考えを」と谷口会長。
新料金
大人210円が240円となる。ただし、中高生(150円)、子ども(100円)、区域内(100円)は据え置きとなる。
移行期間として、8月31日までは現行の利用券を使用できる。
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