朝食の大切さを子どもたちに知ってもらおうと、日本ケロッグ合同会社は「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」を始動。第1弾の取り組みとして、八王子市立由井第一小学校で6月29日、メディア発表会と食育プログラム授業を実施した。
同プロジェクトは、同校とつながりのある子ども食堂カフェ北野(北野町)をはじめ、全国16カ所の子ども食堂や、小学校と連携。朝食欠食や孤食などの課題解決に向け、登校前の朝食提供や放課後の食育体験プログラムを展開していく方針だ。同社は2030年までに、各都道府県に1カ所以上のこども食堂との連携を目指す。
29日の食育プログラム授業は同校体育館で行われ、5年生約80人が参加。ケロッグ公式応援サポーターのお笑い芸人「ミルクボーイ」の駒場孝さんと内海崇さんが先生役として登場した。「朝ごはんはなぜ大切か」「どんなものを食べるといいか」などをテーマに、クイズや献立を考えるグループワークを盛り込んで進行。「体をつくる赤色、エネルギーになる黄色、調子を整える緑色の3つの色が入った朝ごはんを食べて、体のスイッチを入れましょう」と呼びかけた。
最後は全校児童約470人が集まり、ミルクボーイが新ネタ「朝食応援漫才」を披露。同社のコーンフレークを題材に、「子どもでも簡単に作れるとこが魅力やねん」と訴えかけた。授業を受けた5年の米原結菜さんは「栄養になると思ってなかったものが、本当は栄養があると分かってよかった」、北嶋祐希さんは「コーンフレークに牛乳をかけると3つの色全部の栄養になると知って驚いた」とそれぞれ感想を話した。
徳永和弘校長は「地域全体で子どもたちをサポートしていくためにも、子ども食堂の存在を知ってもらえるように声がけする機会をつくっていく」とコメントした。
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