プロバスケB3・東京八王子ビートレインズが9月27・28日の2日間、本拠地エスフォルタアリーナ八王子(狭間町)で2024―25シーズンのホーム開幕戦を行った。スーパーアルプスの冠試合として開催し、初日の来場者数は2086人、翌日は2257人となり、2日間で前年のホーム開幕2試合より1392人多い4343人に達した。1試合の来場者数が2000人を超えたのは、経営体制変更後初めての快挙となった。
対戦したのは香川ファイブアローズ。初日の試合開始直後、5点リードされる展開の中、伊藤修人選手によるチーム初得点が決まると、これまでにない大きな歓声がアリーナ内に響き渡った。
試合結果は善戦むなしく69―89、69―79と連敗。黒星スタートとなったものの、後半に点差が開いてもチームは闘う姿勢を崩さず、大歓声の中、選手たちは最後まで熱い試合を繰り広げた。
試合終了後、チームを指揮した三木力雄ヘッドコーチは「我々がやろうとしたことができなかった時間が多く、残念な内容となってしまった」とした後、今季のコンセプトとして「速い展開で攻撃回数を多くする。選手が100%エナジーを発揮してコートで表現していることを皆さんに見て頂ければ」と話した。
ビートレインズは今季の必達目標の1つに「年間来場者数3万9000人」を掲げる。これは2026年のBリーグ改革に向けた昇格要件の1つで、年間平均で1500人以上が必要となる。これを受けクラブはスポンサーの力を借り「39000(サンキューオーオーオー)プロジェクト」を実施。ホーム戦各日先着1000人を、アリーナ2階自由席に無料で招待している(申込みは2次元コード)。クラブは「ご家族やご友人を誘ってぜひ観に来てください」と呼びかける。
次回ホーム戦は10月11日(金)、12日(土)。トライフープ岡山と対戦。詳細は公式SNSまたはウェブサイトへ。
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