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八王子版 公開:2018年3月8日 エリアトップへ

市議会運営を初評価 識者らと検証 一般公開も

政治

公開:2018年3月8日

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評価会議の様子
評価会議の様子

 八王子市議会議会運営委員会(吉本孝良委員長)は2月16日、市役所で、議会の取り組みについて初の評価会議を開いた。この会議は2014年に施行した議会基本条例の検証作業として企画されたもので、議会改革の取組みを様々な角度から見直すことが目的。会議では専門家らの外部評価と議運による内部評価が発表された。

 外部評価を担当したのは関東学院大学法学部地域創生学科の牧瀬稔准教授。様々な自治体で政策形成のアドバイザーなどを務めており、市議会事務局が牧瀬氏に依頼した。

 牧瀬氏は有識者と大学生から委員会を立ち上げ、検証を進めた。当日は学生も会議に出席した。

 検証は条例にある30超の規定に対し、5点から0点の6段階で評価した。結果、有識者による合計は108点/135点(達成率80%)、大学生は126点/170点(同74%)で、内部評価は147点/170点(同86%)だった。分母が異なるのは、設定内容自体「評価できない」と判断し、外された一部項目があったため。

 点数が比較的分かれた項目もいくつかあった。「市民の多様な意見を把握し、独自の政策立案及び政策提言に取り組むこと」についての評価は有識者3・3点、学生3・5点、内部4点で、「議会が保有する部署等を原則公開すること」については有識者3点、学生4・4点、内部5点だった。

市民「成果ですべき」

 当日は一般にも公開され、傍聴した市民は「検証方法について外部評価はともかく、実施したか否かのアウトプット(結果)ではなく、実施によるアウトカム(成果)ですべき。学生が評価に参加したことはとても良かった」などと話した。

 また出席した学生は「市民の声を聞くことが、福祉(住民福祉の増進)につながる」「市政報告会は意見交換の場を」などと意見を述べた。

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