パティシエ 日本代表
「パティシエ・コンクールの最高峰」で、南大沢にある洋菓子店のオーナーパティシエ、伊藤文明(ふみあき)さんらの日本代表チームが銀メダルを獲得した。
コンクールは「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」。1月下旬、フランス・リヨンで行われた。2年おきにあり、今回は世界22カ国の代表が参加した。
各国3人の代表が10時間の制限時間の中で、観客が見守る中、チョコレート細工、アメ細工、氷彫刻の各部門の作品を作り上げた。日本代表は伊藤さん=アメ細工、西山未来さん(スタジオ・シュゼット)=チョコレート細工、小熊亮平さん(グルメ和光)=氷彫刻。
結果、1位はマレーシアで、2位は日本、そして3位はイタリアだった。
「最高の舞台」「歯に穴」
3月15日、伊藤さんは八王子商工会議所の田辺隆一郎会頭を表敬訪問した。田辺会頭は「素晴らしい成績」と労い、「このようなお店が八王子にあると、街の刺激になる」と喜んだ。
伊藤さんは「代表に決まってから街中で声をかけられることが多々あり、嬉しかった」「会場が広く、観客も多く、最高の舞台だった」「(製作中は)歯を食いしばりすぎて歯に穴が開いた」などと笑顔で振り返った。
また「(金メダルを狙っていただけに)後悔はある。その点はこの後の人生とお店の発展にいかしたい」と力を込めた。
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