多摩版 掲載号:2015年8月6日号
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知って語り継ぐ 中学生2人 平和への思い

社会

 多摩市では平和の尊さを次世代に伝承しようと、3年前から子ども広島派遣事業を実施している。今年も小・中学生8人が5日〜7日の日程で広島を訪れ、平和記念式典への参加、被爆者の体験談などを聞いて平和について学んでいる。昨年、同事業に参加した芦澤美優さん(和田中3年)と、今年参加している新谷ともさん(落合中3年)の2人に話を聞いた。

若い人は知るべき

 歴史の授業や祖父母に戦時中の話を聞いて興味を持ち、『はだしのゲン』を読んで身内を亡くすことの悲しさを知った。過去にあったことを知ろうと事業への参加を決めた。実際に行った広島で被爆者の話を聞いて、「なんでこんな酷いことができるのか。今私たちにできることは絶対に戦争をしないこと」を学んだという。帰ってきてから、友人たちの戦争に対する非常識な発言や、目を背ける姿勢に胸を痛めている。「若い世代は戦争の悲惨さ、事実を知らない。知らないのに語ってはいけない。だから知ることから始め、それを伝えていくことが大事だと思う」。今後も知ることを続けていくという。

聞いた話を伝えたい

 以前、アメリカの原爆投下についてのアンケート調査結果をニュースで見た。「仕方なかった」。その答えに驚いた。「幼い頃から恐ろしいものだと習ってきた。海外の人と考え方が違うというのは危ないと思った」。これまでに戦争体験者の話を直接聞いたことがない。親が生まれるよりも遠い昔の話だと思っていた。今の世代がどうしていくべきなのか。それを知るために今回参加している。「広島の同世代の人たちと話をしたり、色々なことを知って、帰ってきたら友達に話をしたい」と話してくれた。

戦後70年 語り継ぐ戦争の記憶

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