多摩市が平和の尊さを次世代へ伝承しようと実施している「子ども広島派遣事業」として、多摩市内の小・中学生8人が8月5日から7日まで、広島市を訪れ、原爆死没者慰霊式、平和記念式典等に参列した。
市が事前に募集した中からメンバーとして選ばれた8人の子どもたちは、広島を訪れる前に事前学習として、7月5日に「原爆の図丸木美術館」(埼玉県東松山市)を訪問。8月5日に出発し、現地に到着してすぐに「ヒロシマ青少年平和の集い」に参加。広島市の青少年らと全国の自治体から集まった子どもたちでワークショップを行い、平和について語り合い、その結果を会場で発表した。6日には阿部裕行市長と一緒に慰霊式、平和記念式典に参列し、多摩市から持参した千羽鶴を献納した後、平和記念資料館等を見学。7日には、爆心地から最も近い場所にあり、多くの小学生たちが被害に遭った本川小学校を見学、被爆体験者の話を聞いた後、帰路に就いた。
現地で感じたこと発表
今回の訪問についての子どもたちによる報告会が8月30日(日)午後2時から4時半まで、永山公民館ベルブホールで開催される。
当日は、子どもたちが現地で感じたこと、学んだことなどを発表する。見学希望者は当日直接会場へ。詳細は市市民生活課【電話】042・338・6803へ。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
多摩市内の桜 振り返る4月25日 |
|
|
|
|