多摩市の成人式が1月11日(祝)、午後1時からパルテノン多摩で開催される(主催・多摩市)。今年は新成人1403人(12月1日時点)が、晴れの門出を迎える。
多摩市では、2002年から新成人たちで結成される実行委員会が運営を行っており、新成人たちの斬新なアイデアを盛り込んだ、手作りかつオリジナルの成人式を開催してきた。
今年の実行委員メンバーは20人。市内各中学校からの推薦や、自薦で加わったメンバーが、昨年8月から企画を練ってきた。そうした中で決まった今年のテーマは「多摩魂〜立ち上がれ!ハタチの私たち」。これには「震災復興など様々な課題を抱える現代社会の中で、成人を迎えた我々が、困っている人、助けを待っている人のために立ち上がりたい、立ち上がってほしい」という意味が込められている。
「楽しい式になる」
そのメンバーが企画した今年の成人式も独自性のあるユニークな内容だ。式典に加え、多摩市恒例のビンゴ大会、「ピアノの連弾」「ヘアアレンジ」といったパフォーマンスや、俳優、起業をめざす人たちのスピーチ、新成人自らが母校のジャージを着て行うファッションショー「タマコレクション!」、クイズ大会、全員で歌う合唱なども予定されている。
実行委員メンバーの黒澤未来さんは「当日は懐かしいメンバーと会えるので良い思い出にしたいし、楽しい成人式になる自信がある」と話す。住谷映里佳さんは「イベントを通して母校だけでなく他の学校のことも知ってもらえたら」と語り、山本純也さんは「他の学校だった人たちとも新しい関係を築いて楽しんでほしい」と話す。3人は「毎年出席するのは6割位だと聞いている。楽しい企画を準備したので今年は全員に来てもらいたい」と新成人に呼びかけている。
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