市立諏訪中学校(宮寺清校長)は12月21日、Jリーグ・FC東京等で活躍し”キング・オブ・トーキョー”と呼ばれ、現在は指導者として活動しているアマラオ氏(ブラジル出身)を講師に招き、交流授業を行った。
教育庁から東京オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定されている同校。今回の交流授業は、東京都教育委員会主催の「夢・未来プロジェクト」のひとつで、外国人との交流を通じた国際理解の推進、スポーツへの関心の向上とともに外国の文化・習慣の紹介、スポーツを通じた交流を図ることを目的とした「Welcomeプロジェクト」の一環として行われたもの。
同校を訪れたアマラオ氏は、まず校庭で1年生とワークショップを実施。サッカーボールを使ったゲームで生徒たちとふれあった。2年生、3年生との交流では、生徒たちがアマラオ氏に「サッカーを始めたきっかけは」「どんな中学生だったか」「日本に来ることになったきかっけ」「日本とブラジルの文化の違いは」などの質問をすると、アマラオ氏は通訳を交えながら明るく答え、その後はパスの基本等を指導。アマラオ氏は生徒たちに「夢を諦めず、自分を信じて努力をすれば夢は叶う」と熱く語り、メッセージを送った。
今回の交流を通じて生徒たちは「自分を信じること、夢を持つことの大切さを知ることができた」「夢をあきらめないで生きていきたい」といった感想を述べた。
同校の鈴木雅昭副校長は「優しく明るい方で生徒たちもすぐに馴染んでいた。今回アマラオさんに来ていただけて、生徒たちも良い経験になったと思う」と振り返っていた。
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