多摩市内で環境保全やエコ活動を行う団体等が一堂に会す「多摩エコ・フェスタ2016」が2月20日、21日にパルテノン多摩で行われた。
昨年までは「多摩市民環境会議」が主催し、多摩市の共催で、環境関連の市民団体、学校等の取り組みなどをパネル展示での紹介を中心に行ってきていた同イベント。今年は実行委員会形式を採用し、来場者が見るだけでなく、参加・体験できるようにと「つながろう!つなげよう!多摩のエコ」をテーマに企画、実施された。
「五感を使って楽しく体験!」の合言葉のもと、「展示」「ふれあい」「工作」「あそび」「発表」の6つの広場が設けられた会場では、39の参加団体等が普段取り組んでいる環境保全やエコ活動を来場者にPRし、啓発を行った。21日には「まち美化貢献者・団体表彰」「ごみ減量標語入賞者表彰」「省エネチャレンジコンテスト表彰」が行われ、それぞれ個人や団体に賞状等が贈られた。
清水武志朗実行委員長は「実行委員会形式で企画したことで参加団体が増え、会と会のつながりもできたと思う。前回よりも数多く来場いただいた。これを機会に来年はもっと盛り上げていきたい」と振り返った。
また20日には映画会「EARTH VISION多摩」も同時開催された。環境問題への理解を深めようと『ミニスキュル〜森の小さな仲間たち〜』などの作品が上映された。また「多摩の地で栽培から食卓まで」と題し、市内で「相澤農園」を営む相澤孝一さんや日野市で「せせらぎ農園」を主宰する佐藤美千代さん、恵泉女学園大学の澤登早苗教授らによる講演が行われ、来場者は熱心に耳を傾けていた。
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